雨水貯溜システムとは

ボックスカルバート型雨水貯溜槽

特長

雨水をコントロール 住みよい街づくり

ボックスカルバート型雨水貯溜槽は、雨水流出量の急激な増加による浸水被害の発生を未然に防止するため、本体のボックスカルバートの両端を背面板で塞ぎ、PC鋼棒を使用した縦締め工法もしくは高弾性接着剤を使用したTB工法により接合された水密性に優れた貯留施設です。主に1000m3未満の小規模貯留槽として、設計・製造・施工の合理化を図っています。

  • 耐荷性・水密性・耐久性

    衝撃、繰り返し荷重に対する抵抗性およびひび割れ抵抗性に優れた構造であり、水密性、耐久性に優れています。

  • 薄肉・軽量化による施工性の向上

    鉄筋コンクリート構造より部材厚が薄く、作業性、施工性に優れています。

  • 水密性・連続性

    PC鋼棒を使用した縦締め連結工法、もしくは高弾性接着剤を使用したTB工法によりボックスカルバートを接合するので、水密性、連続性に優れています。

  • 経済性

    施工性に優れ、工期短縮による経費・人件費の節減、薄肉化による掘削土量の減少など経済性に優れています。

  • 構造物品質の向上

    品質管理の行き届いた工場で製造されるプレキャスト部材を組立てて構築するので、構造物の品質の向上と均一化が図れます。

構造図

p> ボックスカルバート型雨水貯溜槽は1000m3未満の貯留槽に最適です。

施工例

関市
(2100+2100)×2100×1500mm
計画貯留量=996m3

横浜市
(2000+2000+2000)×2100×1500mm
2000×2100×1500mm
計画貯留量=1160m3

横浜市
(4000+4000)×3700×1000mm
計画貯留量=500m3

さいたま市
(2000×1500)×2100×2000mm
計画貯留量=440m3

草津市
4000×2800×1500mm
計画貯留量=1290m3

寝屋川市
(3000+3000)×3220×1500mm
計画貯留量=900m3

西東京市
2000×2000×2000mm
計画貯留量=173m3